

大学受験の勉強はある程度自分の力で進めていくことができるから楽しいのです。歯が立たないような難しいものを買ってきても、最初の数ぺージで嫌になってしまってあたりまえです。また「易しい=優しい」ことだと考えれば、親切な説明があるもの(解説や解答が詳しいもの)がよいでしょう。初めから厚いものに取り組むのも考えものです。やってもやっても終わりが見えなければ、根気が続きません。一つのものを比較的短い時間で終わらせれば、不十分ながらも一応の力がつき、次のものに取り組む下地ができると同時に、本屋で新しい参考書や問題集を買う楽しみができます。何事も中途半端で投げ出すよりは、一通りやりきることの方が大切です。そして、ある程度力もつき、自分で内容を見て選べるようになったら、受験まで続けて使用する「一冊」を手に入れると良いでしょう。この場合は当然少し厚めのものになります。学校や塾の先生に相談するのも一つの方法ですが、生徒の実力を考えずに、ただ有名な参考書や問題集を紹介する人も多いので気をつけましょう。
個別指導塾でいい講師を見つけるには、時事問題についての話題を出して、意見を聞いてみましょう。知識の有無を問うのではありません。自分の意見をしっかり持っているか、バランスのとれた見方ができるかが大切なです。ただし、もちろん政治や宗教の話題は避けるべきでしょう。そして、大学受験をどう乗り切ったか、具体的な勉強方法を聞いてみましょう。予備校にまかせっぱなしでは工夫あふれる指導はできません。時間の管理や授業の受け方など、自分なりのやり方をしてきたかとうかをチェックしたいものです。実際の指導は講師の経験に基づくものです。学生のアルバイト講師で指導経験が少ない場合は、重要な質問となります。そして家族についてどう思うか。否定的か肯定的かが問題ではなく、あるべき家族観が合致しているかどうかが大切です。幸せな家庭で恵まれて育った人は穏やかです。けれそも、いじめや家庭内での苦労などの経験がある人のほうが子どもの気持ちに敏感な傾向かあります。ただしそれがプラスマイナスのどっちに転ぶかは、我が家の家庭環境や子どもとの相性、講師の人間性によるでしょう。
テキストづくりに関わらず、教室でテキストの批判や不平を述べる予備校講師が時としている。そういった講師は批判することによって、自分のレベルがテキスト作成者より高いと生徒に思わせようとしているのかもしれないが、必ず生徒の満足度は低く不満度は高い。前向きの若い予備校講師たちは多くの場合テキストづくり、テストづくりで泣き、次第に教育力をつけていく。それにひきかえ公教育のほとんどの先生には教科書をつくる機会は残されていないのである。とはいえ、公教育の先生の中にも自らプリントをつくっている人がいる。あくまで教科書を中心に授業は進行するのだが、ここはもうひとつ教科書が分かりにくいなという場合、自分でつくったプリントを使って貰う。そういった先生方はほとんど例外なしに生徒の人気が高い。